Microsoft Edge の「英語 のページを翻訳しますか?」等のポップアップを非表示にする手順をまとめておきます。Edgeの翻訳をオフにする手順です。
環境: Windows 10、Microsoft Edge
背景
Microsoft Edge をデフォルトのまま使っていると、ウェブ検索で英語のサイトが表示されるたび、毎回、「英語 のページを翻訳しますか?」と書かれたポップアップが出ます。
英語のサイトでなくても、日本語が書かれていないリンク集や、ソースコードのみが書かれたページ、数値のリストが書かれたページでも、毎回、ポップアップが出ます。
資料作成やプログラミングをしている最中に画面にポップアップが出ると邪魔です。
集中しているときにポップアップが出ると、自然な作業の流れが都度中断され、集中が途切れることになってしまいます。
そこで、冒頭のポップアップを非表示にする手順をまとめておきます。
非表示にする手順
手順
① Microsoft Edge 画面右上の「…」、「設定」、「言語」を順次、クリックします。
② 「自分が読み取ることができない言語のページの翻訳を提案する」を「オフ」に変更します。
→ これで完了です!
少し考察:日本語表現とポップアップについて
ユーザーインターフェースの設計、作りについて少し考察しておきます。
Microsoft Edge の仕様として、日本語が書かれていないページを表示すると、「自分が読み取ることができない言語のページ…」と書かれたポップアップが出るようになっています。
しかし、このポップアップの記載を見ると少し変です。製品がどのように動くかという製品仕様の記載というよりは、ユーザの言語能力について書かれた表現となっています。
いいかえると「あなたの言語能力は低いです」と同様の表現となっており、日本語表現として違和感があります。
英語は義務教育で習いますし、最近は英語ができる人も増えています。新しくソフトウェアやサービスをリリースする際、こういった観点でのレビュー、指摘はされていないようです。
また、ポップアップについて、プログラム起動時につねにポップアップが出る、サイトへのログイン時/アクセス時に毎回ポップアップが出る、ウイルスチェックをするたびポップアップが出る、といった作りのユーザインターフェース設計が増えているように思います。
ポップアップは、アクティブ画面を奪ったり、ユーザの作業領域を覆い隠したり、ユーザへのクリックを強制するなど、ユーザの自然な操作や集中を妨げてしまいます。
ユーザーの通常操作のフローにおいてはポップアップの使用はできるだけ避け、個人情報の入力時やクレジットカードの支払時などの注意喚起のみに使用を限定するのが適切だと思います。
まとめ
Microsoft Edge のポップアップを出さないようにする手順についてまとめました。
リモートワークなどで資料作成やプログラミングなどに長時間集中する必要のある方は特に重要です!
他にもちょっと煩わしいかなと思われる機能について、以下の関連リンクにまとめています。
集中を妨げられるのを避けたい方、業務効率を上げたい方は参考にしてみてください。
関連リンク
・ 「Tabキーで予測候補を選択」を非表示にする
・ ウィンドウが勝手に最小化しないようにする方法