デジタルタイマーと Raspberry Pi を組み合わせて活用する例を挙げておきます。
背景
自宅でいつも、デジタルタイマーで Raspberry Pi を自動起動させて使っています。
デジタルタイマーと Raspberry Pi の組み合わせは、相性が非常によいと思います。ところが、タイマーとラズパイあたりで Google 検索をすると、Raspbery Pi 上でタイマーを制御する事例が多く出てきます。
便利ではあるのですが、それではどのように、Raspberry Pi 自体を自動起動してどのように活用したら便利なのか、具体的に書かれたサイトがほとんど見つかりません。
そこで、実際に使っていて便利な活用例を挙げておくことにします。具体的な設定手順についても紹介されている事例があまりないようですので、関連リンクにまとめておきます。
Python や Ruby でスクリプトを書いたら、日常やっている Web 作業を順次、自動化できます。起動・シャットダウンまで自動化する環境を構築すると、完全な自動化が実現でき、とても便利ですよ!
おすすめ
・ Linux やプログラミングを覚えようとしている方
・ 自動化に関心をお持ちの方
具体的な運用例
デジタルタイマで任意の曜日の所定時間、Raspberry Pi を自動で ON/OFF するようにしておきます。
Raspberry Pi にはスピーカーをつけて、ネットに接続しておきます。 暇を見つけては、下記のウェブスクレイピングをする Python/Ruby のスクリプトを追加して、指定した時刻に自動実行、ログ収集をするようにしていきます。
加えて、所定時刻に自動でログを参照し、音でお知らせする(mp3 ファイル再生)といった運用をしています。
・ 現在の天気
・ 現在の日照時間
・ 天気予報 (雨が降る日は出かけにお知らせするなど)
・ 渋滞状況
・ 時報、お知らせ
ハードウェア構成
・ Raspberry Pi 3 model B+ 他
・ デジタルプログラムタイマー PT70DW REVEX
まとめ
毎日、天気予報などはネットやスマホで見ていましたが、スクリプトを作成して音声でお知らせするようにしました。
音声でお知らせするようにすると、生活が改善する実感が得られます。また、日々、スクリプトを改善しようというモチベーションが生まれますので、Linux や Python の習得にも絶好です。
もしも関心をお持ちの場合は、ご参考までに、以下にリンクを貼っておきますので参考にしてみてください。
関連リンク
・ Raspberry Pi を自動で起動、シャットダウンする
・ TensorFlow Lite を Raspberry Pi にインストール
・ 【C++】 Raspberry Pi 動作確認用コピペ用サンプル
外部リンク
・ デジタルタイマー PT70DW REVEX
・ マネーフォワード クラウド確定申告