レンタルサーバーに WordPress をインストールする流れ 【Linux】

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サーバーをレンタルし、WordPress をインストールして独自ドメインのサイトが動くようになりました。
こうやったらうまくいったという全体の流れと引っ掛かりやすいポイントをまとめておきます。
定型作業ですので、最短ルートで突破しましょう。

環境: レンタルサーバー(ConoHa VPS)、CentOS 8.0、WordPress

背景

レンタルサーバー(ConoHa VPS)を契約し、WordPress のサイトを構築しました。

ConoHa WING などの共用サーバーとは異なり、VPS のサーバーをレンタルした場合、すべての設定をゼロから自分で行う必要が生じます。最近は、Linux や各パッケージのアップデートが頻繁であり、ネット検索をすると、最新のパッケージについては情報が少ないです。
そこで VPS などの Linux 上に WordPress をインストールしてサイトを稼働させるまでの流れをまとめておきます。個々の詳細については、末尾の関連リンクなども参考にしてみてください。

ステップ1: サーバーとドメインの申し込み・設定

① ConoHa VPS (まずは1か月)を申し込み

まずはサーバーをレンタルします。私は ConoHa VPSをレンタルし、CentOS 8.0 を設定しました。
CentOS を設定するだけであれば、サーバーの申し込み後、管理画面で CentoOS を選択するだけで簡単に設定できます。
また、サーバーの管理画面からコンソールが起動できるようになっており、root 権限で各設定が自由にできるようになっています。Linux サーバーの設定は、このコンソールから行います。

② CentOS に Web サーバー Apache をインストール

公開フォルダとなるドキュメントルートが設定されます(デフォルトで “/var/www/html” )。
この段階では、セキュリティの設定を何もしていないため、設定作業と動作確認が終わったら、Apache やサーバーは速やかに停止しましょう。

③ PHP をインストール・動作確認

ドキュメントルートに index.html, index.php を設定し、ウェブサイトの動作を確認します。

④ ドメイン名の検討及び申し込み(お名前.com)

ドメイン名は①の前あたりから検討しておくのがベターです。
理由は、たいていの英単語はドメインが取得されてしまっており、時間がかかることがあるからです。ドメイン名を決めるのに時間がかかると、①の VPS サーバーの契約期間が過ぎていってしまいます。
なお、SSL 証明書は、VPS の CentOS8 から無償で取得&更新設定が可能です。ドメイン申請の際、SSL 証明書の申請(数万円!)は不要です。 (明記されておらず、払うところでした。。)
あと、デフォルトで2年目以降の期間・費用が自動更新となっているようであり、罠ありすぎです。詳細は、別途、まとめます。

⑤ SSL の設定

取得したドメインで SSL 証明書を取得し、SSL の設定(http: の https: 化)をします。このあたりで、SSL 化するのがベストです。
理由は、これ以後、パスワードの設定が出てきて、SSL の設定をしておかないとセキュリティ上の問題が生じるからです。

ステップ2: データベース、WordPress 等のインストール

① MySQL のインストール

ConoHa VPS のホームページやネットに出ている手順に従おうとすると、CentOS8 上で、MySQL か MariaDB、phpMyAdmin、WordPress の3つ(?)が動くことになります。
インストールしたところ、相性もあってか動きがおかしくなりました。

結論としては、MariaDB はアンインストールし、最低限必要な3つ(MySQL, phpMyAdmin, WordPress)の最新版をインストールし直しました。(データベースとしては MySQL のみを使用。)

WordPress の開発側では、最新版をリリースする際、MySQL の最新版では動作確認をしているようです。しかしながら、MariaDB との組み合わせについては動作確認をしているのかやや疑問です。(CentOS 8 + MariaDB + WordPress 5.X 以降の最新版で本当に動くことが検証されているのか。)
なお、MySQL の設定では、アクセスするユーザと、データベースの設定が必要です。 データベースとなる MySQL へは、phpMyAdmin と、WordPress の2つからアクセスすることになり、これ以降、動作や設定が複雑化します。1つずつ動作確認しながら進めるのが近道です。

② phpMyAdmin のインストール

これ以降で設定する phpMyAdmin と WordPress は PHP で書かれています。多くの PHP ファイルをドキュメントルート以下に配置する必要があります。(PHP ファイルを配置すると動きます。)
phpMyAdmin にログインして、動作することを確認をしておきます。

③ WordPress のインストール

WordPress は、パスワードを含む設定ファイル(wp-config.php)が php で書かれています。
パスワードを記載したファイルをドキュメントルート(公開フォルダ)に置くのは避けたいです。WordPress の本体をドキュメントルートに配置し、パスワードを記載したファイルのみを②のドキュメントルートの1つ上(Apache のデフォルトなら、”/var/www”)に配置したところ、動作しました。
これを先に知りたかったです。

ハッキリ書いてあるサイトがなかったため、フォルダ構成とインストールをやり直すことになりました。
多くのサイトは、まず、セキュリティを無視して WordPress の設定手順だけが書いてあるようです。その通りやると問題が起こると思います。
(セキュリティ上安全なフォルダ構成を先に決めて、その後、以下のパスワード設定をします。この順番を逆にしてはいけない!)

④ WordPress のパスワードの設定

WordPress の PHP ファイル(wp-config.php)を編集してパスワードを設定します。
加えて、MySQL、phpMyAdmin のパスワードと WordPress で設定したパスワードに矛盾がないよう設定します。

⑤ Apache の起動・再起動

Apache を再起動したら、WordPress のサイトが表示されました!

まとめ

ConoHa VPS を申し込むと CentOS8 や他の Linux OS が選択できます。CentOS はシェアが高いですが、version 8.X が2019年以降にリリースされており、ネット上の情報が少ないです。

WordPress のインストール時、新旧の情報を気にせずに、ネット上のインストール手順をそのまま実行していったところ、ハマりました。
GMO のホームページにも ConoHa VPS に WordPress をインストールする手順が記載されています。しかしながら現在のところ、CentOS 8 対応にはなっていないようです。(古い記載をそのまま実行したところ、動かなくなりました。。)
インストール手順をネット検索する際は、最近1年程度の情報であることをチェックしながら、設定を進めていくことをお勧めします。

事前に上記の流れと注意点を知っていたら、数日、無駄にせずに済みましたので、公開しておきます。皆さまは、最短で突破しましょう!

関連リンク
・ レンタルサーバーの比較表
・ 独自ドメインを取得するときの注意点まとめ
・ LAMP のバージョン確認コマンド 【Linux】
・ SSL 証明書の自動更新まとめ 【Let’s Encrypt】

外部リンク
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