WordPress を運用していて、CentOS を upgrade 等してサーバーを再起動したところ、500 エラーが出て、サイトにアクセスできなくなりました。復旧までの手順をまとめておきます。
環境： レンタルサーバー（ConoHa VPS）、CentOS、WordPress
現象 Linux のアップグレード後、サイトが動かなくなった！
・ ウェブサーバーとして使用している CentOS 8.0 をアップデート、upgrade して、reboot しました。
・ その後、ブラウザからウェブサイトにアクセスしてみたところ、500エラーが出て、サイトが正常に表示されなくなりました。
・ WordPress の php だけが動いていないかのような挙動となっています。（他の php は動いている。）
・ プラグインのフォルダ名を変え、.htaccess の名前を変え、Apache を再起動しても、WordPress が動きません。
確認手順
① wp-config.php があるディレクトリに移動します。
# cd /var/www/ （例）
② wp-config.php のパーミッションを確認します。
# ls -alt
③ もし、wp-config.php の行（所有者、グループ）が root root になっていたら、apache apache になるように変更します。
# chown apache:apache wp-config.php
# ls -alt
# systemctl restart httpd
→ 完了です。
まとめ
サーバーの再起動時に 500 エラーが出たときの対処方法についてまとめました。
とはいえ、なぜ Linux の upgrade & reboot で WordPress 側のパーミッションが変わったのでしょうか。。
それまで問題なく動いていたのですけれども。。
関連リンク
・ パーミッション関連でよく使うコマンド 【Linux】
・ Linux の権限設定と WordPress との関係【Webサーバー】
・ MySQL が起動しないとき 【Linux】
・ “Error establishing a database connection” が表示されたとき【Linux】
・ “500 internal server error” が表示されたとき 【Linux】
