ドメイン取得サービスの比較まとめ

Linux

独自ドメインを取得する際のサービス(ドメイン登録代行サービス)について、比較表の形でまとめておきます。
私の例でいえば、レンタルサーバーは ConoHa VPS、独自ドメインの取得は、お名前.com とした場合を例に、独自ドメインの取得についてまとめます。

なお、以下の環境を使っています。
環境: VPS サーバー(ConoHa VPS、すでに契約済み)、Linux(CentOS)、WordPress

背景

レンタルサーバー(ConoHa VPS)を申し込んで、Web サーバーが動くようになりました。
次は、サイトの公開に向けて、独自ドメインの取得をすることになります。

ConoHa WING のように、サーバーの申し込み時にセットでドメインの申し込みも格安でできるようであれば、同時にドメインも申し込んでしまうのがお得です。

しかし、VPS (ConoHa VPS) のように、Linux の設定からすべて自分で行う場合は、ドメインの登録についても別途、自分で申し込む必要があります。

私が独自ドメインの登録を検討した際、各ドメイン登録サービスを比較しましたが、ホームページの記載が、各社バラバラという印象を持ちました。
また、ネット検索をすると、ドメイン登録サービスをおすすめする個人サイトもたくさんヒットします。ところが、文章が長いものが多く、各サービスを判断するにあたり、必要なポイントをまとめたものが見たいと思っていました。

そこで、主要どころのサービスについて比較表の形でまとめておくことにします。

ドメイン取得サービス 比較表

レンタルサーバー(VPS サーバーなど)はすでに契約しており、ドメインを単独で設定・契約する場合、有名どころのサービスを挙げると、つぎのようになります。ドメインを単独で申し込む場合は、この中から選べばよいと思います。

お名前.com Xserverドメイン ムームードメイン
企業 GMOインターネット株式会社 エックスサーバー株式会社 GMOペパボ株式会社
初期費用 ※
(.com、1年契約の場合)
1円/年(1個目)
930円/年(2個目以上)
1円/年(1個目)
950円/年(2個目以上)
998円/年
更新費用 ※
(.com で、2年目以降1年契約での一例)
1,408円/年 1,298円/年 1,628円/年
Whois情報公開代行
(ドメイン取得時に確認・申し込み)
あり あり あり

※ 費用は参考です。申し込み時に各社のホームページで確認をしてください。最初の年の 1円などの価格設定(2021年8月時点)は、キャンペーン価格であり、常時、変動します。2年目以降のランニングコストも踏まえて確認をしてください。
※ よく知られた .com のドメインを例に費用を抜粋しています。.com などにこだわりがなければ、格安のものもありますので、申し込み時に、各社の検索画面で個別に検索して決めればよいと思います。
※ また、契約期間は1年で抜粋しています。通常、1年でこの程度の費用がかかります。契約年数を長くするほど、割引が適用されることがありますので、申し込み時に選択すればよいです。
※ 個人的には、ドメイン取得のおすすめは、お名前.com です。ネット検索すると情報が多いからです。また、エックスサーバーを使っているなら Xserverドメインとして、同じ企業のサービスで統一するものおすすめです。

参考:ドメイン取得後の流れ

上記のサービスでドメインの登録を依頼し、クレジットカード等での支払いを完了したとき、その後の手続きの流れについてもまとめておきます。

DNS設定

ドメインの取得が終わったら、つぎに、DNS(ドメインネームサーバー)の設定を自分で行う必要があります。
つまり、登録サービス会社から指定されたドメインネームサーバーに、ドメイン名と自分のウェブサイトのサーバーの紐づけの設定をする必要があります。
通常、ドメイン名の取得と支払いが完了すると、ドメインネームサービス会社から、DNS設定の手続きを促すメール連絡が来ると思いますので、手順に従うだけで設定が終わります。各社のサイトにも、設定画面や設定方法の手順が記載されていると思います。
設定は、DNS の登録サービス会社(お名前.com)側の設定と、レンタルしているサーバー会社(ConoHa VPS の GMO インターネット)側の2つを同時期に行います。
私の場合、サーバー上での設定を完了し、数日から1週間程度で設定が反映して、独自ドメインが機能するようになりました。

ドメインの設定がうまくできているかを確認する手順

ドメイン名の登録と設定が完了したら、ドメインネームサーバーにコマンドを送ることで、設定の状況を確認することが可能です。
例えば、Windows パソコンを使っている場合、以下の手順で確認ができます。

確認手順
① Windows のコマンドプロンプトを起動します。
② コマンドプロンプトに “nslookup (新ドメイン)”と入力します。

例えば、”nslookup yahoo.co.jp” と入力すると、ドメイン名 yahoo.co.jp に対応する IPアドレスが返ってくると思います。
逆に、”nslookup XXX.XXX.XXX.XXX” (XXX.XXX.XXX.XXX は IPアドレス)と入力すると、ドメイン名が返ってくると思います。
上記の yahoo.co.jp は DNS の設定が正常に動作している例です。
新たに取得したドメインについても同様に、DNSサーバーから設定値が返ってくることが確認できれば、設定と確認が完了したことになります。

私の場合、 レンタルサーバーは ConoHa VPS で、ドメイン登録代行サービスは、お名前.com で申し込みました。
申し込むサービス(企業)を決めてしまえば、あとは各ホームページの画面に従っていくだけです。
ドメインが取得できるかどうかの調査、Whois 情報公開代行の設定、ドメイン名の申し込み・支払いなど、ドメインに関する一連の手続きが完了します。

サーバを契約してドメイン名を決めたあと、だいたい2週間ほどで WordPress と https などの設定についても完了し、サイトが動くようになりました。

まとめ

ドメイン取得サービス(ドメイン登録代行サービス)について比較表をまとめました。
加えて、ドメイン取得後、DNS設定と動作確認をする流れについてもまとめました。

まったくのゼロからスタートし、わかりづらかったところや注意点は、このサイト内でまとめています。
もし同様の検討をされているようでしたら、参考にしてみてください。

関連リンク
・ レンタルサーバーの比較表
・ 独自ドメインを取得するときの注意点まとめ
・ ConoHa VPS を申し込みました【レビュー】

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