Linux にインストールされているソフトウェア一覧、パッケージ一覧を確認する方法についてまとめておきます。以下の環境で動作確認をしています。
環境1: ConoHa VPS (CentOS, レンタルサーバー)
環境2: Raspberry Pi (Raspbian、Debian 系)
背景
サーバー(ConoHa VPS)をレンタルして WordPress のサイトを運用しています。
運用してしばらくすると、Linux にどのようなソフトウェアをインストールしたのか忘れてしまうことがあります。
そこで、Linux で、すでに入っているプログラムなどを確認する手順についてまとめておきます。
一覧表示をするコマンド
CentOS の場合、以下の yum コマンド、rpm コマンド、pip コマンドのいずれも動いています。
Raspberry Pi (Raspbian、Debian 系)の場合、pip コマンドのみ、動いています。
yum コマンドを使うとき
$ yum list
rpm コマンドを使うとき
$ rpm -qa
pip コマンドを使うとき
$ pip3 list
★ CentOS の場合、python と同様、”3″ を追加すると動きました。
Raspberry Pi の場合は、”pip list” でも “pip3 list” でも動いています。
★ なお、Windows パソコンの場合、コンソール(コマンドプロンプト、Anaconda Prompt)を起動して、”pip list”、”conda list” などとすると、pip 等でインストールしたパッケージ一覧が表示されます。
操作例
CentOS でリスト一覧を表示し python3 を起動、停止する例
$ yum list
$ python3
>>> exit()
まとめ
Linux で、すでにインストールされているパッケージ一覧等の表示方法についてまとめました。
参照する程度であれば、SSH でログインして、root 権限がなくても動いています。
何か新たなソフトウェアをインストールする場合などは、事前に確認をしてみてください。
他にも、バージョンの確認方法などを以下の関連リンクにまとめています。
もし関心があるようでしたら、参照してみてください。
関連リンク
・ LAMP のバージョン確認コマンド 【Linux】
・ パーミッション関連でよく使うコマンド 【Linux】
・ よく使う conda コマンドのまとめ 【仮想環境一覧】
・ 初期設定のまとめ 【OpenCV & Raspberry Pi】
・ Tensorflow 等のバージョン確認方法 【Windows】
・ モジュール、パッケージ、ライブラリのまとめ【Python】