サーバーをレンタルして、初めて Web サーバー(Apache)を動かす際の動作確認用サンプルをまとめておきます。
以下の環境で動作確認をしています。
環境:レンタルサーバー(ConoHa VPS)、Linux (CentOS 8.X)、Apache、PHP
背景
サーバー(ConoHa VPS)をレンタルし、Linux (CentOS)、Apache、PHP などの設定をしました。
この後、初めて Web サーバーを動かす際、必要となる PHP のサンプルコードをまとめておきます。
PHP 言語について詳しくなくても、簡単に動作確認ができる程度にまとめておきます。
例1:動作確認用サンプル1
<?php
echo "Hello World\n";
?>
使い方の手順
① ドキュメントルート(デフォルトで “/var/www/html” 等)に上記の index.php を作成します。
systemctl start httpd として Web サーバーを起動します。
② 外部のPCからブラウザで、http://xxx.xxx.xxx/ (IPアドレス 又は ドメイン名)でアクセスします。 → ”Hello World” の文字列が返ってきたら、サーバーの動作確認完了です。
★ 確認が済んだら、systemctl stop httpd として、Web サーバーは速やかに止めておきましょう。
例2:動作確認用サンプル2
<?php
echo "Hello World\n";
require_once __DIR.'/php01.php';
function1();
?>
<?php
function function1() {
$string = "abc";
echo $string;
return $string;
}
?>
上記の2つめは、別の php ファイルを呼び出す例です。
① 使いたい機能 function1() を php01.php 等のファイル名で作成しておき、index.php と同じ場所に入れておきます。
② 次に、例えば、WordPress 等の index.php ファイルの末尾に上の事例のように記載を追加すると実行できます。 アクセスカウンタなど関数を作りこんでいくことで、好きな機能を追加できると思います。
まとめ
Web サーバーを最初に動かす際に動作確認をするための PHP のサンプルをまとめました。
うまく動いたら、いよいよサイトの作成です!
なお、サイトを運用するにあたり、よく使うコマンドや手順を以下の関連リンクにまとめています。 もし関心があるようでしたら、参考にしてみてください。
関連リンク
・ Web サーバー関連コマンドまとめ 【Linux】
・ PHP のバージョンアップ手順 【Linux】
・ ConoHa VPS を申し込みました【レビュー】
・ レンタルサーバーに WordPress をインストールする流れ 【Linux】